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染帯

黒地の染帯には象が描かれていますが、もともと日本に象は生存しません。象が、日本に初めて渡来したのは、応永15年(1408年:金閣をたてた、室町幕府の第3代将軍足利義満が亡くなった年)と言われています、2度目は、享保13年(1728年)オスメス2頭の象が江戸幕府8代将軍徳川吉宗に献上するために、広南(ベトナム)から連れてこられたそうです。 正倉院に納められている蝋染めや、錦の織物などに象の文様がみられますが、これらは外国からの伝来品か、あるいはそれを模して作成されたと考えられています。
白地の染帯は、瓔珞(ようらく)がアレンジして描かれています。瓔珞(ようらく)聞き慣れない言葉ですが、瓔珞は珠玉や貴金属を編んで作られた装飾品で、もともとインドの貴族が身につけていたそうです。これがのちに仏像の頭・首・胸などを飾るものとして用いられ、寺院内の天蓋などの装飾にも用いられるようになりました。

染帯